出雲大社町田講社

古事記

古事記 序文(前編)

臣下の安万侶が申し上げます。 宇宙の始まりは混沌としていて、ハッキリとしていませんでした。そこに世界を成す根元が固まってきたのですが、まだまだ名づけようもない状態でした。しかし天と地が別れるとアメノミナカヌシ神・タカミムスビ神・カミムスビ神が産まれて世界が始まりました。次に陰と陽が別れるとイザナギ・イザナミが産まれて万物を生みだす祖神となりました。 イザナギは黄泉よみの国(死者の国)へ訪れて帰ってくると、そのケガレを落とすために禊みそぎをしました。 目を洗うと日と月の神が産まれ、海水に浮き沈みして洗うと多くの神が産まれました。 天の岩戸の神事で榊さかきに鏡をかけたり、スサノオが誓約うけいで玉を砕いて神を生んだりして、代々天皇が続くことになります。またアマテラスが誓約うけいで剣を砕いて、スサノオが地上に降りてヤマタノオロチを退治して以降は多くの神々が繁栄した。
古事記

『古事記』は、おもしろい!

多くの読書家の心を挫けさせてきた書物の代表格といえば『古事記』と『日本書紀』だと思います。 日本神話が満載の二冊には、誰しもが興味を持ち、挑戦したことでしょう。しかし、最後は静かに閉じて遠くをみて終わる結果を迎える。 そんな方...
出雲大社

出雲大社はなぜ高層神殿でなければいけなかったのか

オオクニヌシの「国譲り」と言うと「高天原が吸収合併」した、あるいは「高天原vs出雲」の戦争みたいに思われがちですが、神話をよーく読んでいくとそんな単純なことではないことが分かります。あとで詳しく解説しますが、国譲りとは政治形態が転換する一大転機の場面を描いています。
町田講社

出雲大社町田講社

出雲大社東京分祠に直属の町田講社 平成31年2月 「町田のいづもさん」として、出雲大社 町田講社を開講いたしました。 町田講社の母体である東京分祠は、明治十五年に全国に出雲大社を信奉する人々のために、新首都となった東京に拠点を...
出雲御師

出雲御師の歴史【平安末期~鎌倉】

出雲御師の起源 出雲御師誕生の起源は、はっきりとされていませんが、およそ平安時代末期から鎌倉時代の頃。この時代、皇室をはじめ公家・武家が祈祷を依頼する社寺仏閣を指定したことに由来します。 平安末期~鎌倉時代  鎌倉時代の...
出雲御師

出雲御師とは

出雲の御師とは「祈祷師」のこと  出雲御師(いづもおし)とは、出雲大社から認可され、全国に出雲信仰を広める活動をする神職たちを総称する古い呼び方です。そもそも御師とは、祈祷師のこと意味して「オイノリシ」が略されて、ただ「御師」と呼ば...
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